君だけに。




あたしは自転車をいつもよりとばして学校に向かった。



風気持ちよかった〜。


「おはよっ!香!」

「美弥、おはよっ」


教室にはいったら琇聖が先に来ていた。


あたしは隣に座る。


こんな時に隣の席なんて辛…。



「えっ!琇聖くんー、今日はやいね?」


と美弥が話しかけた。



「まー、たまにはな」


それだけ言ってからまた友達との話に参加してる。