「違うの…琇聖くんに…」 「え!?」 「作ってきたんだけど…きっと受け取ってもらえないよね…」 「そんなことないよ! 美弥の料理おいしいもん! 絶対、琇聖も喜ぶよっ」 琇聖が受け取らなかったら文句いいにいこうっと。 「そうかなぁ…」 「うん!琇聖なら、裏庭行ったよっ」 「ありがと、香っ! あたし、頑張ってくるね!」 「がんばってっ」