✳︎昼休み✳︎

「奏多と2人で話すのも久しぶりだな」

「そうだな〜」

「んで、話って何?」

「まだ琇聖は香に気持ち伝えてねーの?」


ま、そんな話だろーと思ったよ。

こいつの気持ちが引っ越すまでと変わらないなら。


「…あぁ」

「あの時好きになったら伝えろよって言ったじゃん」

「あいつは俺のこと幼なじみとしてしか見てないから」


ほんとに。

あいつに好きなひとができたらって思うとはやく言わなきゃって焦る。


でも今の関係が壊れるかもしれないってのがこわい。