「「きゃーーーーー!!!」」
あたしは音のした方を向くと、そこには…ん?誰?
あたしたちのクラスの扉によっかかってる男の人。
「よっ!琇聖と香、久しぶりだな」
はい?
あたしと琇聖の知り合い!?
「ちょ、琇聖…誰だかわかんない…」
「お、俺も」
ど、どうすれば…。
「俺だよっ、奏多だよ」
奏多って…。
「まさか、上川 奏多?!」
「あぁ」
ええええーーー?!
「ま、まじ?奏多なのか?」
「おう」
琇聖もびっくりしてる。
そりゃそうだよ。
奏多は小6で引っ越したけどそれまであたしと琇聖の幼なじみだった。
けど、その頃とはまったく別人みたいに外見代わりすぎっ…。

