君だけに。




やっぱ何でもできちゃうんだ…。



いや、知ってたけど…。



あっという間に時間は過ぎていって…



「よーし!数学は終わりだ。

次は10分後に英語の授業すっからな〜」




うぅ〜…。なんか色々と疲れた〜。




あたしが机に突っ伏したら、頭に手の感触が。


その手はあたしの頭を撫でた。


「さんきゅーな」




あたしが顔をあげたらもう琇聖は佑の席に行ってた。



琇聖…そんなことしたら諦められないじゃん…。