暗黒少女と幽霊くん。

あはは、と少年はまた笑った。


「 今日話したばっかりの子に
   何を言っているんだろうね 」


さみしそうに笑う少年に何も言えなかった。


「 もう、帰るんでしょ? 」


「 そ、そうですけど......、貴方は......? 」


「 僕はここから出れない、
   出る気がなくなっちゃうんだ 」


なぜだろうか?





聞こうとした瞬間にアナウンスが
学園内に響く。





『 最終下校です、
  校内にいる生徒は下校してください 』




このアナウンスを聞いたのは初めてだ。



「 じゃあね、ばいばい 」


少年は窓側に戻っていく。




っ......、なんでこんな胸がもやもやするんだ。

幽霊、なんだよね。
明日消える可能性もゼロじゃないんだよね。





―――――――――もし、

明日合えなかったら......。