border♡line ー私と君との切ない距離ー

背の高い茶髪の男の子。

翔弥‥‥

あなたを忘れる日なんてなかった。

優しい声も、

その笑顔も。

その男の子は私の隣の席に座った。

「美愛?」

少しびっくりしたような声で、

私の顔を覗き込んで聞いてきた。

見た目は変わったけど、

声とか仕草とか全然変わってない。