俺、こんなキャラじゃねえんだけどな。 これも葵のせい、だな。 「いおりー!!泳がねぇんだったら先はい っちまうぞ!」 「葵おいでよっ」 「ちょっと、待って!」 自分の心境の変化に内心ほくそ笑んでい ると、恭祐の声が聞こえて、美桜が葵を 連れて行った。 ……しょうがねぇ。俺も行くか。 この注目の中一人は絶対囲まれるしな。 俺も3人の後に続いて海に入った。