こいつらナイスタイミングじゃん。 「恭祐行くぞ」 「ぇ?あ、あぁ」 俺は恭祐を連れて葵たちの方に行った。 女達が邪魔だったけど押しのけて進んだ。 「葵、こっち来て」 葵の近くまで来たとき俺は葵の腕を掴んで引き寄せた。 女達に葵の顔が見えるように後ろから抱き寄せてお腹辺りで腕を交差させる。 「ちょっと伊織!?」 「この子に勝てるって思う人だけ俺に話しかけて?」 「…くっ!」