「俺たちも行こうぜ」 「うん」 仕方がない。とりあえず伊織と現地まで行 くか。 玄関に置いといた荷物を持って、伊織の隣に並び歩き出す。 すると伊織がキュッと手を握ってきた。 夏には心地いい冷えた伊織の手。 こういうのは正直なれない。 伊織は女慣れしてるから出来るんだろうけど。 不意にそんな事を思ったらむかついてきた。 私にも遊びでこんな事をやっているの? だけど聞くのは変なプライドが邪魔して出来なかった。