「はははっっ」



「何笑ってんのよ」




「いや、楽しいなって」



「意味わかんない」


「そ?」



「でも、私も楽しい」



「たまにはいいな




こうゆうの




また、一緒にかえろ」




彼はこの日1番の笑顔を私に向けて



そう言った




「いいよ


帰ろ」




そこの角を曲がれば私の家





「ああ、


じゃあね」







「うん、




ばいばい」






きっと私も





この日1番の笑顔