your voice


「もしかして龍臣さんの親戚ですか?」

「あー、そう。従兄弟だよ」


 従兄弟?

 ってことはこの人は…


「校長先生の息子ですか?!」

「ん?そーだよ」


 …何てことない顔して言われた。


「あ、そうだ。ねぇ歌声聞かせてよ」

「え!」


 校長先生の息子様に?!


「いいでしょ?お願いっ!」


 …そんな風に言われたら断りたくても断れない。

 でもいいか。

 ちょうど歌いたい気分だったし。


「分かりました!」


 せっかくだから私の全力の歌声、聴いてもらおう!