your voice


「はぁ…」


 誰にも聞こえないように私はこっそりため息をついた。

 花純の笑顔には元気づけられた、けど。

 受ける授業が違う花純と教室で別れてからまたモヤモヤしだした。


「・・・・」


 こんな状態じゃ歌えない…。

 んーん。

 嫉妬したくらいで自分の声に影響及ぼしてちゃダメだ。

 しっかりしなくちゃ。