魂狩り

「じゃあ誰が……?」


「戻ってきたなら良いんじゃない?それで」


「うん。そうだね」


解斗は自分の席について、教科書をしまった。


続いて筆入れをしまおうとした所で、雷十が登校した。


「おっはよーう!」


雷十が元気に挨拶すると、クラスの皆はばらばらに返答した。


雷十は自分の席に座り、鞄を開く。


解斗はそこまで見届けてから筆入れをしまい、本を取り出した。


鎌も続いて本を取り出し、朝読書が始まった。