魂狩り

「あははっ。良いね、その苦痛に歪んだ顔」


左手を口に当ててクスクスと笑う。


「う"うっ…何だよ……何でこんな目に!!」


「ボクが決めたから。以上」


再び鎌は足に傷を加える。


「うあ"あ"ーーっ!!!」


地面に尻餅をついて、悲痛に叫ぶ。


「あっははははははっ!!良いよ良いよその表情!!もっと見せて!」


鎌は心底嬉しそうに笑って和哉を切り続ける。


「やっ……め…………」


「やーめない♪」


「ぐっ……ああぁぁあぁあ!!!」


必死に抵抗しようとすれば、また切り刻む。


一種の拷問のようだった。