魂狩り


「よろしくねっ!」


「おうっ!よろしく!
俺は……」


「守風雷十……でしょ?」


雷十は目を見開いた。


「守風雷十。白夜中学2年。学年順位150人中38位。剣術の武器は長剣。
……合ってるよね?」


鎌はニコリと笑った。


「すげぇ……全部合ってるよ!」


雷十は目を輝かせた。


しかし、解斗の心は重かった。


このまま鎌君の隣に雷十がいて、いつか……いつか、鎌君が雷十を殺したら……


解斗は顔を伏せた。もう考えたくない。


「解斗君ー」


鎌の声に、解斗はバッと顔を上げ、笑顔を作って


「な、何?」


ぎこちなく答えた。


「ボク一応解斗君の隣の隣だから、念のため挨拶★」


笑う鎌の顔に、微かに寒気がした。