魂狩り



【月光視点】


新矢のやつ……


俺の鎌を飛ばしにかかってくるとは、予想外だった。


だから制御を一つ外したが、久し振りだったからか少しコントロールがきかなくなった。


だから新矢の片腕を切り落としてしまった。


おまけに殺そうとしてしまった。


俺は最低だ。


だから戦いたくないのに。


「月光君、大丈夫?」


授業中頭を抱えていたからか、女子が話し掛けてきた。


「あぁ、大丈夫だ」


一応返答はしておこう。


本当は一人にしてほしいが。


「そっか。辛かったら保健室行ってね」


そう言って女子は離れて行った。


ここじゃ居心地が悪い。


俺は屋上へ向かった。