それから、一ヶ月たった。


私は、少しずつ暮らしに慣れていったけれど、それに反比例するかのように私には、あるものが引っ掛かっていった。


「大和、今日当番だよね?手伝っていい?」


今日は大和がご飯の当番だから、私は手伝おうと喋りかけた。


「いいよ、別に」


まだ優しい言い方・・・・・・。


でもその言葉は、毎日少しずつだったけど、ぶっきらぼうに突き放すようになっていった。


「でも、二人で作った方がきっと早いよ?」


私は、笑顔で言う。


だけど、大和は・・・・・・


「いいって言ってるだろ!?わかんないのかよ!しつこいんだ三春は・・・・・・いっつも!」