「つくづく自由なやつだよな。俺はもう寝る!」
大きく欠伸をかいて、西森さんは部屋を出ていった。
「俺も寝よっと!」
続いて勇くんが出ていって、残りの二人も一緒に部屋から出ていった。
そして、部屋に残るのは私と大和。
「三春・・・・・・俺たちも寝よっか」
「うん」
大和のあとをついて、私の部屋の方へと歩く。
「じゃあ、おやすみ三春」
「おやすみ・・・・・・あ、」
「?」
「ううん、何でもないよ」
あたしは、部屋に駆け込むように入った。
今・・・・・・大和と離れるのが、すごい嫌だった。
というより、別れがたかった?
私、どうしちゃったのかな?