「どうした?大和でいいよ」

「大和。ここは、どこ?」

「ここは、忍島」

忍・・・・・・。忍者?何か少しひっかかりがある。

「忍が、いるの?」

「いるよ。竜の忍衆と鬼の忍衆。2つの忍衆とその忍衆の村が、あの大きな獣山を境にね」

そういってその山を指さす。

獣山・・・・・・。なぜだか、懐かしいような。