夢を見ていたんだ。
一面が花畑で、その中に小さな女の子と男の子がいた。
仲が良さそうに笑っていて…
ギュッと手を繋いでお揃いの花を持っていた。
花畑にはない種類の花を。
ただ大切そうに握っていてその花を見る度にお互いに顔を見合わせてクスクスと笑った。
だけど真っ白なワンピースを来た女の子は時々悲しそうな目をする。
すると薄い水色のティシャツを着た男の子はそんな女の子を見て繋いでいた手を離した。
そして、小指を立てて見せた。
『約束しよう。』
ニッコリと女の子に笑って…そう言った。
その言葉を聞いた女の子はふんわりと笑い頷いた。
小指をだして男の子の小指に絡める。
とても穏やかで、ふわふわとした光景だ。
ゆびきりげんまんをし終わった二人はまた手を繋ぎどこまでも続く花畑を走りだした。
2人だけの約束を忘れない様に。
繋いだ手を離さないように。
ギュッと強く強くお互いの手を握った。

