運動音痴の私はたいした活躍もできず
とりあえず走った。
ボールはちゃんと味方に蹴っただろうか。
あこは他のチームのボールをかたっぱしからとってすごい活躍を見せていた。
私はすごくあこを尊敬する。
勉強はやらないだけで本当はできるし、
運動神経抜群で明るくて元気で
すごく天然で
いつも笑わせてくれる。
天然というと怒るけど…
本当に大好きな親友。
親友というより私たちの関係は愛方ってことになっている。
あこは私の過去を知っている。
中3で同じクラスになってからなかよくなったのだけど
あこだけには全部話しておきたかったのだ。
あこが離れていくことが何よりも怖くて。
でも知らない方がきっとあこを傷つけるから。
そのときは2人で泣いたよね。
私、覚えてるよ。
あ、芹沢くん。
やっぱりサッカー部だから上手だなあとか思ってると試合終了の笛がなる。
「おーい優宇かーたづーけー‼︎
ぼーっとするなぁ‼︎ぼーっと病‼︎」
「変な名前つけないでよー‼︎
本当だったらどうすんの?」
「あー‼︎ありえるかもよ〜
優宇なら」
「あこはあれだね‼︎あほ病‼︎」
「まんまぢゃん‼︎もっとましなのつけてよ‼︎」
「まあまあ、はやく片付けて教室戻ろっ‼︎」
「優宇がのろまだからはやくできないのー‼︎」
当たってるけど…
言い合いをしながら教室に戻る。
次の時間はなんだったけ。
