あと、3歩。鼓動は激しくなるばかりで
周りの音は聞こえない。
「優宇ちゃーん?大丈夫ー?」
「あ、圭悟!久しぶり!」
「え、今??」
圭悟も含めてみんなが驚いてる。
私、なんかおかしいこと言ったかな?
「優宇タイミングおかしすぎ!もう笑かせないでよー!」
「え、そうだっけ!あは!」
「まあ、優宇ちゃんとあこの漫才はこのへんにして、自己紹介しましょう!!」
そういえば、圭悟はあこにちゃんはつけない。
あこは恋愛対象じゃなくて友達だからだそう。
なんとなく私は?と聞くとすぐに話をそらして違う返信がきたんだっけ?
「じゃあ、おもしろい優宇ちゃんからね!」
え、圭悟!!わ、私⁈
少し考えて、勇気を振り絞る。
「えっと、田中優宇です!よろしくでし!」
あ、噛んだ…大事なとこで…
さっきの彼も笑ってるよ、恥ずかしい…
