恋の音〜本当の恋まで〜




私、本当に最低でしょ。

しかも逃げ道の逃げ道がほしくて
たばこも吸っちゃって。

そのときあこが馬鹿野郎って言ってくれたのに
近所の人の通報で


あこ、私と一緒にいたから推薦取り消しになったの。


あこの人生まで潰したの。



あともうひとつ晴人に言わないといけないことがあってね。

私、芹沢くんが好きなんだ。
晴人のこと大切だし、大好きだけど
それ以上に芹沢くんが好きだなって思うことがあるの。

これで隠しごとないから。

晴人にだけは嫌われたくなくて
黙ってた。ごめんね。


優宇



*・゜゚・*:.。..。.:*・''・*:.。. .。.:*・゜゚・*





もうだめ。

こんなこと晴人に知られるの怖いよ。

授業中なのに涙は止まってくれない。



たくさん、たくさんあふれでる。


晴人、ごめんね。





こんな私で。





好きだよ。




この言葉に嘘はない。




芹沢くんさえいなければって何度も思ったよ。

でもだめなの。
こうして晴人と歩いてるのは芹沢くんのおかげ。

あの優しさは恋のはじまりだったの。



芹沢くんがきっと私の1番なの。


あのときの冬服。


そして、夏服。


今の冬服。



この時間の私は全て芹沢くんなの。



だから、晴人…




芹沢くんを諦めきれるまで

もう少し待って。










はやく、授業終わってよ。







涙、止まってよ。