「そっか…桜田さん、あんまり優宇をいじめないでくださいね」
あこは私をいじめたりしない。
あこごめんね。
「優宇は心がカバーガラスだもんね!
よし、もう授業はじまるよ!行こう?優宇!」
「うん!そうゆうことで私とあこは仲直りしたから!
晴人遅れるよー!ばいばい‼︎」
精一杯の笑顔。
心配そうな晴人を後ろに私は教室に戻る。
席につくと丁度授業開始のチャイムがなった。
先生はまだきてないみたいで
英語の準備をする。
あこの方を見ると芹沢くんと話していた。
となりだから話すくらいする。
頭では分かっていても
心はあまり納得をしてくれない。
あんなに私のことを心配してくれるあこにだって
こんなに大好きなあこにだって
こんな小さいことで嫉妬してしまうのだから。
私は最低だ。
暗い気持ちのまま授業が始まる。
そのまま無駄な時間を過ごす。
私は仮にも受験生なのに。
