私には彼氏がいる。




大好きと言えば大好きだし、

遊び?と聞かれたら遊びなのかも。

とりあえず大好きってことにして
毎週火曜日はいっしょに学校を帰ることにしている。

毎日いっしょに帰れればいいのだけど…





受験生の私に部活がなくとも2年生の彼には部活というものがあるのです。




そう彼は年下。

私達はあほなのか
一途なのか
ただの腐れ縁なのか


もう4回も別れたり付き合ったりを繰り返している。



今付き合っているのは先月に晴人から告白してきたから。




もう付き合うことがないと思っていた私には驚きの出来事だった。



その頃私はクラスの男子の芹沢くん片思いしていたのだけど


心と体は一緒行動ということを知らないようですんなりOKをだしてしまった。



おかげで芹沢くんに未練たらたらで
つくづくだめな奴だと思い知る。

芹沢くんだってつい3日前に私から告白しといて


部活の後輩の晴人と寄りが戻ってるんだから驚きだと思う。



振られたからいいのかもしれないけど







「何考えてんの?」
「あ、晴人か。びっくりさせないでよー」

「他に誰がお前に話かけるかばーか。」

「晴人以外にもさ、先生とかあるかもぢゃんばーか」

「優宇の俺以外は先生かい(笑)いーから帰るよ。」

「誰待ってたと思ってんだ‼︎‼︎」







そんな風にして学校から40分かけて歩いて帰る。



本当は自転車で登下校できる区域なのだけど
毎週火曜日は歩いて帰ることが当然になっていた。

会話は途切れることはめったになくてばかとかあほとかいいながら帰る。


友達みたいだけれど車の方を私に歩かせるなんてありえなくて

以外にちゃんと大切にしてくれる晴人。




別に晴人が嫌いな訳じゃない。




でも心のどこかに芹沢くんがいつもいる。




そうあのとき芹沢くんがいなければ今の私はここにいなかったかもしれないから。



芹沢俊哉…


なんでなの?



なんであのときあんな言葉をくれたの?






学年1ちっちゃくて




学年1たらしで





学年1の部活ばか、