もう二度と恋なんてしないと思ってたのに...

(仁輝サイド)

ヒマだ。
屋上でも行こうかな。

行ってる途中で
女子と男子3人が話をしているところが
見えたが 俺は素通りしようとした。

でも その時
『やっ やめて...』
ホントに些細な声だったけど
俺には聞こえた。
すぐに朝川の声だと分かった。

分かった途端に俺の体は
朝川の方へ向かっていた。

『お前ら何やってんの?』

『ちっ。石川来た。帰るぞ。』

男たちは帰って行った。

『おい。』

『何?』

『ちゃんと反抗しろよ。』

『しょうがないでしょ?』

『なんで?』

『...人の目を見るのが怖いのよ』

『なんでだよ?』

『...わっ 私のこと
きっ 嫌いなんでしょ?
なら どーでもいいでしょ!?』

泣きそうな顔をして
朝川は屋上の方へ向かっていった。