オオカミさんこっち向いて



「ごめんなさい。でもありがとう」



「やっぱりなぁ。佐野のこと好きなの?」


「えっ?!」


急に聞かれて頬を赤らめていると

土屋くんが優しく私を抱きしめた。



佐野くんが見ているとも知らずに



「ごめん今だけ…もう諦めるから。」


しばらくの間抱きしめられていると


「ありがとなっ!都ちゃんも佐野が好きならちゃんと思い伝えろよ!」