さ 「あたしたちの愛の結晶はだれにも壊せないほど硬くて綺麗で光ってる。
  ダイヤモンドより、ずっと、ずっと、何百倍も何千倍も、愛を奏でて輝きを放っているもの」

真 「まったく君は俺をどれほど翻弄すれば気がすむんだ」

さ 「だって・・・」

真 「俺の心は君以外進入禁止だから。
  俺の愛は円周率と同じで終わりが見えない。
  素数と同じ、この想いに規則性なんて存在しない。
  一生、君の方程式に代入している」

さ 「でも自信がないの」

真 「自信がないなんて言うな。
  俺が絶対値記号になってお前のマイナスなんて愛の力で消してやるから」

さ 「愛の力?」

真 「そうさ、どんなに離れていても月を見ればいい。
  どんなに遠くにいても繋がっているから」

さ 「真・・・」

真 「さな・・・」

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