い、、、、と、、、おい!!!けんと!起きろって
「んだよ、、、」
また、やってる、、
「賢斗いつまで寝てんだよもうみんな帰っちまうぞ」
わたし、気まずい、、、
「沙織、、なんでお前が起こしてくんねんだよ」
ほら、、私に話しかけてきた
「わ、私が起こさなくても蓮くんが起こしてくれるから、、」
「はぁー、、、もういい、、沙織、帰るぞ」
ため息つかないでよ、、、、
「うん、」
私達は高校二年生の石高沙織と松田賢斗、、
幼い頃からの幼なじみ、、
賢斗は幼い頃こんなに口が悪かったわけじゃない、、
中3の秋にいきなり荒れ始めた、、
学校に行っては喧嘩、街へ行っても喧嘩
その為帰ってきたときは必ずかすり傷を作ってきた、
そんな賢斗が心配でならなかった
高1になると賢斗は少し落ち着いた、、
そのせいか喧嘩売られなくなった
高2になった今では私という彼女が出来て
さらに大人しくなった、、、言葉使い悪いけど、、
でも、これでしんぱいしなくてすんだ
これで良かった、、
「沙織?、、」
「ん?どうしたの??」
「腹減った」
うーん、、いきなり言われてもなぁ、、
「、、そだなぁ、、うー、、家に来る?お母さんに連絡入れたらなんか作ってくれると思うけど、、」
そう言うと賢斗はことものように無邪気に
「マジで??やりぃー!」
と言った、、
それから、親には連絡を入れた
賢斗は一人暮らしだ、、幼い頃に交通事故で親を失ったから