高さ4メートルは軽くある巨大な門の前に私は立っている。

「・・・・はぁ」
溜め息しかでてこないよ。

門の向こうに見える景色は、今まで自分がいた世界と全くの別物だった。


「なんで、こんな事になっちゃったんだっけ?」



あぁ。思い出した。



それは、本当に突然の事だった。