奏をかなたにつけたかったのは
天国へ行ってしまうのは奏汰のが先なのわかっている。
その時私はさみしくないようにこの歌で奏汰と繋がっていたかった。


【君が大人になってくその季節が
悲しい歌で溢れないように
最後に何か君に伝えたくて
「さよなら」に代わる言葉を僕は探してた】

【君が大人になってくその時間が
降り積もる間に僕も変わってく
たとえばそこにこんな歌があれば
ふたりはいつもどんな時もつながっていける】

でもまさかこんな早く離れて暮らす日が来るなんて、思ってもなかった。

【君の手を引くその役目が
僕の使命だなんて そう思ってた
だけど今わかったんだ 僕らならもう
重ねた日々が ほら 導いてくれる】

私が守ってあげてたのに、
もう守ることできなくなってしまったね。ごめんなさい。
あんなに信頼してくれたのに
裏切り者って奏汰怒ってるよね。許してなんて言わないから、
せめて伝えたい愛してる。

世界一愛してるよ、かなくん。私の大好きな大好きなかなた。

【夢中で呼び止めて抱きしめたんだ
君がどこに行ったって僕の声で守るよ】

まさにこの歌詞の通りだよね。
私の歌〜、奏汰にもとどいてるかな?

【君が僕の前に現れた日から
何もかもが違くみえたんだ
朝も光も涙も歌う声も
君が輝きをくれたんだ
抑えきれない思いをこの声に乗せて
遠く君の街へ届けよう
たとえばそれがこんな歌だったら
僕らは何処にいたとしてもつながっていける】


奏汰とは毎日が楽しかったよ

奏汰がいない生活考えられなくなってた。

初めての夜。
君が寂しくないようにって、
「今夜だけなんだからね!」って言いながら
私が一番喜んで奏汰のとなりで寝てたね。

奏汰は気づいてた?

本当にさみしくて仕方ないのは私の方だってことに。