会いに行った。


実際会ってみて、1匹のわんこはふわふわのモコモコで大きくて可愛くて愛おしい感じで元気だった。

もう1匹のわんちゃんは、姉が抱っこしていたけれど
じーっとしていて全く動かない。
緊張しているんだろう。

・・・・かと思いきや姉の腕の中で寝始めた。ぐーぐー。



うとうとなんてレベルじゃなかった深い眠り。

「お姉ちゃんの腕のなか気に入ったんだね!リラックスしてるー」

ってギャル店員さんと店長さんが言う。



わたしは自分の抱っこしていたもふもふしてたわんちゃんを
名残惜しいけどすぐ返して、

お姉ちゃんの腕で眠るわんこを指さして
この子にします。


って突然言う私。


また今度来た時決めます、って思ったけど

やっぱりこの子がよくて
次に来た時会えなかったら多分私、後悔するって思ったの。



お父さんが困る。

困りながらもOKしてくれた



名前は。

奏汰(かなた)くん。やっと巡り合えたね。

小太郎とたくさん聴いた
小太郎を思ってたくさん聴いた奏と
小太郎の汰。(…バケツに書いてあったのがさんずいの太いだった)
小太郎の思い出いっぱいの、

小太郎の弟としての名前。


小太郎とはなればなれになるとき、
離ればなれになっても私がさみしくないように
小太郎がくれた歌。



っていうか、ただポニーランドのローカルラジオで流れたのを聞いただけなんだけど。
そこから携帯で着うたダウンロードして毎週小太郎と一緒に聞いてたな...


もう大丈夫だよ、小太郎いなくてもわたしは強く生きていけるよ

強く生きて見せる。
今度は私がこの子のことを奏汰を守ってみせる

夢も絶対叶えるし、また必ず会えるよね?会おうね、それまで遠くの街で北海道から見守ってて。