Naちゃんはポニーランドの中でも私へ嫌がらせをしていた。

本当にそれがつらくてもう、ポニーランドへ行くのをやめようかと思ったりもした。



私はその件についてAyuに相談したりTakuやMarinaなども私のことをわかって親身に聞いてくれた。

そしてみんなは相談した結果、のんちゃんのためにNaちゃんのことを無視しようということになった。

ポニーランドのここでいじめる奴なんていらないってみんなそういう意見だった。あいつを追い出そうって、みんな私のことを守ろうと必死になってくれた。


でもYukakoはなぜかNaと仲良くしているので
かわいそうだけどYukakoも無視することになった。(みんなに対して嫌な上から目線のこと言ってたりもして嫌われてたのもある…)


私はYukakoのことは嫌いじゃないので様子を見ながらYukako一人の時に話しかけたりした。

でもどうしても割り込んでくるNa。


悲しかった。

だからそうなると私は怖くなりその二人から離れる。

Yukakoは悪くないのに。



YukakoとNaをハブる活動がそれからずっと毎週、続く。

職員さんたちはもちろん子供の事情など知りもしない。


ある日YukakoとNaを除いたいつものメンバーが集められて、偉い方にかなり怒られた。


みんなはうつむいて何も言わない。

私は申し訳なかった。

だってNaにいじめられてたのは私だけで私が全て悪いのに、みんなは私を守るためにNaを追い詰める作戦でいただけなのに。


私が一番に席を立って「ごめんなさい。すいませんでした。もうしません」って言った。

みんなもごめんなさいと続けて謝った。



私は謝ったあとにどうしたらいいのか悩んだ。


もうここにも私の居場所はなくなるのかもしれないと。

もう来るのをやめようとまで思い悩んだ。


でもそれじゃあいつらの思うつぼだし、きっとクラブのみんなにも余計に心配させてしまう。


せっかく私を救ってくれようと味方になってくれたみんなを手放してしまうのか?それで本当にいいのかな。

やっぱりみんなから私は離れることなんてできない。

離れたらそれこそ生きることすらやめてしまいそうだった。



すがってでもみんなと一緒に居たかった。



ここにいさせてよ。



ここにいさせてよ。



私の居場所どこにもなくなちゃうなんて

もう耐えられないから。


助けてよ。お願い。

そばにいさせて、ここにいさせて。