小5から小6まで私は、クラスじゅうからいじめのターゲットにされた。
小6の頃には学年全体から嫌われていた。
クラスじゅうからというのはもちろん担任からも含む。
親は何度も先生の元へかけあったが
「証拠がないし、私の前ではみんな仲が良くのぞみちゃんともみんな仲良く話しかけたりしてるの見ますよ?」など
言うのだから呆れたもんだ。
しまいには私が被害妄想しているとまで母に言った、この教師を私は心の底から憎んでいた。
誰よりも憎む恨む対象はこの担任だった。いじめてくる奴らのことよりも許せなかったし、今でも許さない。
イジメという事実をこの人は「無かったこと」にしようとする。
自分の受け持つクラスにイジメなんて存在しないと、わかっているのに関わらずなかったことにしようとする担任だった。
先生の言うことはあながち間違いではない。
先生の前ではわざとらしくみんなは「のんちゃーん!」と話しかけてきたり優しく接してくる。
先生が消えた途端無視が再開したりむしろ暴言吐かれたりもする。
そんなこともあった。でもそれは最初だけで小6の時には先生だって分かるところで私は暴言吐かれていた。
イジメってなんなのだろうか。
小4までの人気者ののんちゃんからしたら
イジメなんてものは想像がつかない自分とはかけ離れたものだと思っていた。
ドラマじゃないんだからさ。って思っていた。まさかそれが現実に自分に降りかかるなんて思いもしなかった。
朝登校すると上履きがない。
いつものことだ。
一つしか見つからないときもあれば両方見つからなかったり両方見つかったりする。
教室に入ると私の机だけ一番端っこに教室の隅に置かれている。
ひどいと廊下にあったりもした。
机には「バカ」「死ね」「ブス」誹謗中傷が書かれていたり、
ものさし定規の裏側にまで書かれていることもある。
鉛筆で書かれていれば消しゴムで消すけど、マジックだった時の絶望感。
ノートや机の中身がゴミ箱に入っていることもある。
無くなったものは大半ゴミ箱から出てくることは少なくなかった。
だから無くしものは一番にゴミ箱を漁る探すと「きったなーい」という声が聞こえてきたりする。
きたないゴミ箱から、私の教科書やノート、筆箱、体育着その他……なくしたものは必ず出てくる。
自分が汚い人間だから仕方ない。
チョークの粉がついた黒板消しが、机の上に置かれていて、机がチョークの粉まみれのときもあった。
体育着がなくなっていることも、毎回のようにあった。私に体育させないために。
体育で私のいるチームになるとみんなが嫌味っぽく「どうせうちのちーむは負けるから」「あいつがいるから勝てるわけないじゃん」
負けた時は「しょうがないよ、あいつがいるんだもん!ドンマイ」「野口のせいで負けた」「なんでうちのチームにいるんだし」「消えればいいのに」
そんな声が飛び交う。
「お前がいると試合に負けんだよ!」
と真正面から罵倒され怒鳴られたことがある。
高学年になるにつれてどんどんみんなと同じ動きができなくなっていく。
どうして私は出来ないんだろう。
どうしてみんなはできるんだろう。
常にそんなんばっか考えては、トイレで声を殺して涙を流してた。
トイレいても落ち着かない時ある。
それはトイレに誰か入って来た時。
「あーあ、あいつ死ねばいいのに。さっさと死なないかな?」
トイレも私が入ったところは、みんな避けて絶対入らない。
もちろん、トイレ使用して流してないとかそういうんじゃないです。
私が使った=汚い、使ったらけがれる
というようなかんじです。
水道も同じです。
私が手を洗ったところだけ誰も使わず、
長蛇の列が出来ててもそこだけ空いてる。
知らずに使おうと来た人に
「そこダメだよ!野口使ったやつ」
とか誰か言うとその子は違う水道の列に並んだりする。
いつの日か反対側の違う学年のトイレや
違う階のトイレを使用するまで、私は追い込まれてた。
違う学年の子達はなんでここに上級生が?って顔をするけど、そんなのは別にどうでもよかった。
唯一安心できる場所になった。
小さい子達は不思議そうに見るけど私の落ち着ける唯一の居場所。
お姉ちゃん邪魔だよね、ごめんね2分だけでいいからここで閉じこもらせてね。
少しだけ今は泣かせてね、お姉ちゃんチビちゃんたちのみんなの邪魔はしないから。
4階へ戻るとまるで生き残るサバイバル状態な私。
私とすれ違いざまにおえーって言われたりもするし
私に触った人は“○○菌”と言って菌を回す(他の子にタッチする)ということをする。
そんな遊びが流行った。
エスカレートすると不意に突き飛ばされる。
私に触れなくても私の荷物や私の所有物や私の机などでも同じ事がされてた。
給食当番、私がやるとみんな嫌がる。
自分でやるからいいさわるな!と言われたとき悲しかった。
私が触った食器は私が配る食事は汚いらしい。
私が触れるもの全てが汚い。
手はあんなにしっかり洗っているのになんでだろう。きっと普通の人の倍以上洗っていたのに、それでも汚い私はなんなんだろうか。
宿題を忘れた人、名札を朝学校に来てすぐにつけ忘れた人、歯を磨き忘れた人など
忘れた人は罰としてクラスの前でスピーチをさせられるという
先生提案の変なルールが5-3,6-3には存在していた。
私はそれが怖くて毎朝確認をしていた。
ランドセルを何度も何度もひっくり返して。
前日に準備しても朝起きて一番に確認してから、
歯磨きして着替え終わってからも確認して、
家を出る直前も確認をする。
ひどいと家のエレベーターの前や、
エレベーターの中でもその確認作業の儀式を行う。
確認をしないといけない恐怖、確認しないと落ち着かない。
学校の玄関前でも確認したくなってするときもあった。
それでも忘れる時あって、
教室でそのことに気付いた時の絶望感。
逃げ出したくなるほど。
教科書のように借りられるものなら他のクラスに行って借りてくる。
それもMiちゃんぐらいしか貸してくれる友達いなかった。
小6の頃には学年全体から嫌われていた。
クラスじゅうからというのはもちろん担任からも含む。
親は何度も先生の元へかけあったが
「証拠がないし、私の前ではみんな仲が良くのぞみちゃんともみんな仲良く話しかけたりしてるの見ますよ?」など
言うのだから呆れたもんだ。
しまいには私が被害妄想しているとまで母に言った、この教師を私は心の底から憎んでいた。
誰よりも憎む恨む対象はこの担任だった。いじめてくる奴らのことよりも許せなかったし、今でも許さない。
イジメという事実をこの人は「無かったこと」にしようとする。
自分の受け持つクラスにイジメなんて存在しないと、わかっているのに関わらずなかったことにしようとする担任だった。
先生の言うことはあながち間違いではない。
先生の前ではわざとらしくみんなは「のんちゃーん!」と話しかけてきたり優しく接してくる。
先生が消えた途端無視が再開したりむしろ暴言吐かれたりもする。
そんなこともあった。でもそれは最初だけで小6の時には先生だって分かるところで私は暴言吐かれていた。
イジメってなんなのだろうか。
小4までの人気者ののんちゃんからしたら
イジメなんてものは想像がつかない自分とはかけ離れたものだと思っていた。
ドラマじゃないんだからさ。って思っていた。まさかそれが現実に自分に降りかかるなんて思いもしなかった。
朝登校すると上履きがない。
いつものことだ。
一つしか見つからないときもあれば両方見つからなかったり両方見つかったりする。
教室に入ると私の机だけ一番端っこに教室の隅に置かれている。
ひどいと廊下にあったりもした。
机には「バカ」「死ね」「ブス」誹謗中傷が書かれていたり、
ものさし定規の裏側にまで書かれていることもある。
鉛筆で書かれていれば消しゴムで消すけど、マジックだった時の絶望感。
ノートや机の中身がゴミ箱に入っていることもある。
無くなったものは大半ゴミ箱から出てくることは少なくなかった。
だから無くしものは一番にゴミ箱を漁る探すと「きったなーい」という声が聞こえてきたりする。
きたないゴミ箱から、私の教科書やノート、筆箱、体育着その他……なくしたものは必ず出てくる。
自分が汚い人間だから仕方ない。
チョークの粉がついた黒板消しが、机の上に置かれていて、机がチョークの粉まみれのときもあった。
体育着がなくなっていることも、毎回のようにあった。私に体育させないために。
体育で私のいるチームになるとみんなが嫌味っぽく「どうせうちのちーむは負けるから」「あいつがいるから勝てるわけないじゃん」
負けた時は「しょうがないよ、あいつがいるんだもん!ドンマイ」「野口のせいで負けた」「なんでうちのチームにいるんだし」「消えればいいのに」
そんな声が飛び交う。
「お前がいると試合に負けんだよ!」
と真正面から罵倒され怒鳴られたことがある。
高学年になるにつれてどんどんみんなと同じ動きができなくなっていく。
どうして私は出来ないんだろう。
どうしてみんなはできるんだろう。
常にそんなんばっか考えては、トイレで声を殺して涙を流してた。
トイレいても落ち着かない時ある。
それはトイレに誰か入って来た時。
「あーあ、あいつ死ねばいいのに。さっさと死なないかな?」
トイレも私が入ったところは、みんな避けて絶対入らない。
もちろん、トイレ使用して流してないとかそういうんじゃないです。
私が使った=汚い、使ったらけがれる
というようなかんじです。
水道も同じです。
私が手を洗ったところだけ誰も使わず、
長蛇の列が出来ててもそこだけ空いてる。
知らずに使おうと来た人に
「そこダメだよ!野口使ったやつ」
とか誰か言うとその子は違う水道の列に並んだりする。
いつの日か反対側の違う学年のトイレや
違う階のトイレを使用するまで、私は追い込まれてた。
違う学年の子達はなんでここに上級生が?って顔をするけど、そんなのは別にどうでもよかった。
唯一安心できる場所になった。
小さい子達は不思議そうに見るけど私の落ち着ける唯一の居場所。
お姉ちゃん邪魔だよね、ごめんね2分だけでいいからここで閉じこもらせてね。
少しだけ今は泣かせてね、お姉ちゃんチビちゃんたちのみんなの邪魔はしないから。
4階へ戻るとまるで生き残るサバイバル状態な私。
私とすれ違いざまにおえーって言われたりもするし
私に触った人は“○○菌”と言って菌を回す(他の子にタッチする)ということをする。
そんな遊びが流行った。
エスカレートすると不意に突き飛ばされる。
私に触れなくても私の荷物や私の所有物や私の机などでも同じ事がされてた。
給食当番、私がやるとみんな嫌がる。
自分でやるからいいさわるな!と言われたとき悲しかった。
私が触った食器は私が配る食事は汚いらしい。
私が触れるもの全てが汚い。
手はあんなにしっかり洗っているのになんでだろう。きっと普通の人の倍以上洗っていたのに、それでも汚い私はなんなんだろうか。
宿題を忘れた人、名札を朝学校に来てすぐにつけ忘れた人、歯を磨き忘れた人など
忘れた人は罰としてクラスの前でスピーチをさせられるという
先生提案の変なルールが5-3,6-3には存在していた。
私はそれが怖くて毎朝確認をしていた。
ランドセルを何度も何度もひっくり返して。
前日に準備しても朝起きて一番に確認してから、
歯磨きして着替え終わってからも確認して、
家を出る直前も確認をする。
ひどいと家のエレベーターの前や、
エレベーターの中でもその確認作業の儀式を行う。
確認をしないといけない恐怖、確認しないと落ち着かない。
学校の玄関前でも確認したくなってするときもあった。
それでも忘れる時あって、
教室でそのことに気付いた時の絶望感。
逃げ出したくなるほど。
教科書のように借りられるものなら他のクラスに行って借りてくる。
それもMiちゃんぐらいしか貸してくれる友達いなかった。