小4になる春休みの間、怪我をした。


父と図書館へ行こうとしてた。

図書館で大量に借りた本を返しに行ってまた大量に借りてくるのだ。(笑)



「歩いて行きなね」

という母の忠告を無視した父は


「自転車乗って行こうか?」

と言う。



「うん!」

と言って子供乗せの椅子に飛び乗る私。



多分この時体重は平均よりもはるかに軽いので


二人乗り問題なかった。


ただ問題だったのは、姉が幼少期から使い続けているこの子供用の座る椅子。


自転車に取り付けられてるこの椅子は古くてボロボロになり

塗装ははげてるし、座面として取り付けられるクッションは

もはや取り付け部分破損して乗っけるだけの座布団的になってた。


もちろんそのクッションも裂けてボロボロで中身のクッションが見え始めてる。



足のせは今にも取れそうなぐらいがたついている。


なぜこんなにもなっているのに乗ってたんだろう。


買い換える?

買い換えるにしちゃぁ、もう私の年齢も年齢で

後ろに乗るのもこの1年以内半年ぐらいだろうね。


買い換えるなんて発想うちの両親にはなかったし、

母はこんなボロボロなのにいつまで乗ってんだって感じだった。


私は後ろに座ってればこがずに楽だから乗ってた。

父も自転車で行ってさっさと帰ってこようと思ってただけだろう。



本当に単純な理由だった。


でもラクをしようとしたこの親子にはこの後史上最大の恐怖が襲う。



・・・続く。(^O^)