学校の友達にも検査入院の話はした。
もちろんおちゃらけて。
でも友達誰も笑ってなかった。
「大丈夫なの?」
『へーきへーき!検査するだけの入院だもん!ヘルニアで手術とか嘘っぱち言われたときと比べたら全然大したことじゃないって!』
そう言うとみんなちょっとホッとした顔になる
『あ!そういえば今度ディズニーランド行くんだ!クリスマスディズニー!お土産なにがいい!?買ってくるよ〜!みんなで食べるお菓子と〜他なにがいい!?』
なんていう感じなぐあいに私は浮かれてクリスマスのこと話してた。
でも一人だけアヤミはなんか寂しい顔してた。
奏汰と散歩をする。最近、奏汰をエレベーターで抱っこすることは出来なくなった。ごめんね。でも君はえらいからエレベーターではおとなしくしててくれるよね。
最近奏汰は歩調を合わせてくれる気がする。ヒールを教えてたからそれを覚えててくれたのか、わからないけど私にはそれが時々こっちらを見上げる姿が「お姉ちゃん、ゆっくりしか歩けないんだよね?ぼく、ゆっくりでもいいよ!本当は走りたいけどさ。」って言ってるように見えるのです。
ある日散歩中、
私がしっかり歩けないせいでちょっとした拍子にひざからすっ転んでしまった。
握ってたリードをはなしてしまった
奏汰がどんどん行っちゃう。
わたしは痛みと自分がリードを離した責任の重さに泣けてたったひとりで大泣きしてしまった。
「か、かなたぁー!かなたぁ!」
すぐに立ち上がって追いかけたいのに出来なくてくやしい。
先に行ってしまった奏汰がわたしの声で戻ってきた。
「何してるの?」みたいな顔して首かしげてた。
急いで首つけてるハーネス引っ張ってリードを掴んだ。もう離さない。奏汰が無事でよかった。と私は思って立ち上がるしたとき
そしたら奏汰は私に背中を向けて動かない、でもチラリとこちら見て笑う。
私に背中貸してくれるんだ。
そういえばもうこんなに大きくなってたね。私のこと気にかけてくれてんだね。
子供だとばっかり思ってた私のほうが子供だね。
「ありがとう、奏汰。ごめんね、」そう言って奏汰の背中を貸してもらって立ち上がった。
「ごめんね、痛かったでしょ?重かったよね、ごめんね。こんな飼い主で」ってまた泣き出すと
さぁ、行こう!ってリード引っ張る歩き出して止まってこっち見てる奏汰がいる。
散歩、続けるの?
なんで?
なんで何事もなかったように笑えるの?
とりあえず私が泣き止むまで歩くことにした。
「今日は特別ちょっと遠まわり〜♪」ってね!
奏汰は嬉しそうだったけど、私はこの日に決めたんだ。
もう私ひとりではこの子の散歩は出来ないからやっぱり入院前にお姉ちゃんに毎日じゃなくても散歩させよう。って。
お姉ちゃんに転んだことなんて話さなかった。でも散歩は喜んで引き受けてくれてた。ダイエットがなんたらとか言ってた。(笑)
お姉ちゃんも散歩好きなんだよね。奏汰はお姉ちゃん似だからお姉ちゃんと仲悪いフリして意外にも気があう二人な気がするんだ。
もちろんおちゃらけて。
でも友達誰も笑ってなかった。
「大丈夫なの?」
『へーきへーき!検査するだけの入院だもん!ヘルニアで手術とか嘘っぱち言われたときと比べたら全然大したことじゃないって!』
そう言うとみんなちょっとホッとした顔になる
『あ!そういえば今度ディズニーランド行くんだ!クリスマスディズニー!お土産なにがいい!?買ってくるよ〜!みんなで食べるお菓子と〜他なにがいい!?』
なんていう感じなぐあいに私は浮かれてクリスマスのこと話してた。
でも一人だけアヤミはなんか寂しい顔してた。
奏汰と散歩をする。最近、奏汰をエレベーターで抱っこすることは出来なくなった。ごめんね。でも君はえらいからエレベーターではおとなしくしててくれるよね。
最近奏汰は歩調を合わせてくれる気がする。ヒールを教えてたからそれを覚えててくれたのか、わからないけど私にはそれが時々こっちらを見上げる姿が「お姉ちゃん、ゆっくりしか歩けないんだよね?ぼく、ゆっくりでもいいよ!本当は走りたいけどさ。」って言ってるように見えるのです。
ある日散歩中、
私がしっかり歩けないせいでちょっとした拍子にひざからすっ転んでしまった。
握ってたリードをはなしてしまった
奏汰がどんどん行っちゃう。
わたしは痛みと自分がリードを離した責任の重さに泣けてたったひとりで大泣きしてしまった。
「か、かなたぁー!かなたぁ!」
すぐに立ち上がって追いかけたいのに出来なくてくやしい。
先に行ってしまった奏汰がわたしの声で戻ってきた。
「何してるの?」みたいな顔して首かしげてた。
急いで首つけてるハーネス引っ張ってリードを掴んだ。もう離さない。奏汰が無事でよかった。と私は思って立ち上がるしたとき
そしたら奏汰は私に背中を向けて動かない、でもチラリとこちら見て笑う。
私に背中貸してくれるんだ。
そういえばもうこんなに大きくなってたね。私のこと気にかけてくれてんだね。
子供だとばっかり思ってた私のほうが子供だね。
「ありがとう、奏汰。ごめんね、」そう言って奏汰の背中を貸してもらって立ち上がった。
「ごめんね、痛かったでしょ?重かったよね、ごめんね。こんな飼い主で」ってまた泣き出すと
さぁ、行こう!ってリード引っ張る歩き出して止まってこっち見てる奏汰がいる。
散歩、続けるの?
なんで?
なんで何事もなかったように笑えるの?
とりあえず私が泣き止むまで歩くことにした。
「今日は特別ちょっと遠まわり〜♪」ってね!
奏汰は嬉しそうだったけど、私はこの日に決めたんだ。
もう私ひとりではこの子の散歩は出来ないからやっぱり入院前にお姉ちゃんに毎日じゃなくても散歩させよう。って。
お姉ちゃんに転んだことなんて話さなかった。でも散歩は喜んで引き受けてくれてた。ダイエットがなんたらとか言ってた。(笑)
お姉ちゃんも散歩好きなんだよね。奏汰はお姉ちゃん似だからお姉ちゃんと仲悪いフリして意外にも気があう二人な気がするんだ。

