あたし達の間に何もないまま、ラブホを後にした。


『間違い』は起こらなかった。





でもね、幸せだったんだ。


ほんの一瞬だけど、三輪さんの愛に触れた気がした。


あたしに対する愛に・・。




「じゃあ、また」

「うん、また・・」



『また』なんてないこと、あたしも三輪さんは分かってるから、

それ以上何も言わず別々の方向へ歩き出した。



振り返らないよ・・

後悔なんてしてない
これでよかったんだ。

だから
・・振り返らない!!