「美桜!?」 堅いコンクリートの上に倒れたと思っていたけど、 あったかい三輪さんの腕に包まれていた。 背中に回された手に力が入る。 三輪さんの顔があたしの肩にあって、囁くような吐息が耳に届く。 しびれそうになる体、 狂いそうになる心。 あたしの手も必死に三輪さんの大きな背中を包む。 三輪さんのこと包むことができるんだ。 あたしなりの愛で。