「電話どうしたの? 何かあったのかと思った」 三輪さんは少し怒っているような口調で言った。 心配かけたよね、 それでもウレシイよ。 「あ、えっと、その風邪ひいちゃって・・ ずっと寝込んでて?」 小さなウソ。 何も言わない三輪さんの視線がイタイ。 バレバレだろうな。 「・・・そう」 長い沈黙があたしの心にのしかかって、体のダルさが増した。 あ、フラフラする・・ そう思った時はすでに遅くて、幻暈がしてその場に倒れこんでしまった。