授業中も上の空で、さすがに今日バイトは休ませてもらった。 でも薔薇は買いに行かなくちゃ。 「美桜ちゃん、大丈夫? なんかツラそうだね?」 花屋の店員さんはあたしの顔を覗き込むようにして言った。 「うーん、 風邪ひいたみたいで」 お大事にねって言葉を聞いて、外に出た。 夕日が沈みかけている。 その夕日に照らし出されるように三輪さんが立っていた。 夕陽を浴びた三輪さんはとってもキレイだった。