でもね、これはあたしの勝手な思い込みだけど・・


いいよって、

全部話してもいいんだよって、そんな風に聞こえるんだ。


優しい雰囲気に包まれている今なら
あたしが誰にも言えない罪を三輪さんなら許してくれる?










「・・・毎日、薔薇を買って母のお墓参りに行くんです。

母は花の大好きな人だったみたいで、家の庭も・・

ウチ庭だけはけっこう広くて、1年中花が咲き誇っていたらしいんです。

・・その中でも薔薇は母の一番好きな花だったらしくて・・」


たんたんと他人事のように話すあたしに何か違和感を感じたのか、三輪さんは眉間にシワを寄せた。


「あたしの話、変ですか?」


引きつった変な笑い顔で聞く。


「変ではないよ・・
ただ感情がこもっていない」


三輪さんの顔が少し曇った。