それなのに制服姿で会って大丈夫なのかな、

女子高生ってバレバレでしょ?

援交してるとか思われない?

会社の人にも見つかったら大変じゃない?



冷静にそんなことを考えているけれど、薬指の指輪を何度も見てしまう。


三輪さんが吸うタバコの煙と一緒にあたしのモヤモヤした気持ちも消えればいいのに・・・




ちょうどオレンジジュースが運ばれてきて一口飲んだ。


甘酸っぱい味が口に広がる。


それが少しあたしの気持ちを落ち着かせた。




「こんな時間までバイト?」

「はい、って言ってもまだ9時ですよ」

いたずらに笑うあたしに、
苦笑いの三輪さん。


そんなことが幸せだった。