≪・・・今から少し会えないかな?≫ 少し間をおいてちょっと切なそうな声で言う三輪さん。 なぜか鼻の奥がツーンとなった。 泣きたくなったんだ。 体はここにあるのに、心はもう三輪さんのもとへと走ってる。 「だ、大丈夫です!」 ≪そんな力強く言わなくても≫ 確かに・・ 夜の街にあたしのバカデカイ声はよく響くし、隣で大志も驚いている。 ≪駅ビルの中の2階のカフェにいるから≫ 「分かりました」 そう言って電話を切った瞬間に、走れば2.3分で着くなと計算していた。