≪あ、いや、そうゆう意味じゃないんだけど・・・
まだいいんじゃないかな?≫

「えっ?」

≪まだ大人にならなくても。
美桜ちゃんは今の美桜ちゃんのままでいいんだよ≫





結局、薔薇は似合わないってことは否定してくれなかったし、
三輪さんから見たらあたしはまだまだ子供なんだろうけど、

でも大人でも子供でもなく平野 美桜として一人の人として向き合っていてくれてる気がするんだ。



大人ぶることもなく、
子供扱いすることもなく。



なんだかあたしには照れくさいけど嬉しかった。



その後少し話して電話を切った。




≪また電話するね≫
ってその最後の言葉がさらに嬉しかった。
例えウソだとしても。