今日も気合いをいれて走り花屋が見え始めた時、中から長身の男が出てくるのが見えた。
あっ!
あれはっ薔薇男さん!!
あたしは走るスピードをさらに早めた。
花屋を通り過ぎるとき横目で見ると、また一本の薔薇が残されていた。
声が届く距離まで追いついた時
「あ、あのっ!」
と叫んでいた。
薔薇男さんが振り返りあたしを見る。
まっすぐあたしだけに注がれる視線。
あつい・・・
体も顔も赤くなるのが分かる。
汗が流れ落ちてくる。
とりあえず息を整えて、乱れた髪の毛を手で直した。
静かな通りにあたしの息だけが響いているようで恥ずかしさ急増中!!


