俺は3人兄弟の真ん中。


小さい頃から勉強、勉強の毎日。

兄と弟は親父の期待に応えるように優秀な成績だった。



勉強ばかりの毎日が苦痛だったけど、他に夢中になれることもなかった。



ただどんなに頑張っても、兄達以上に勉強をしても、

俺は親父の目に止まることはなかった。


それでも反抗することもなく育った。



いつかは親父の会社に就職する、

それが産まれた時から決まっていることだったから。



たぶん親父は俺を必要のない人間だと思っている。



使えないと分かったら、一緒に頑張ってきた重役や部下を容赦なく切り捨てる。

それが親父の経営方針。





でも俺は幸い親父の子供で、世間対ってやつを気にする親父は俺を会社の組織に入らせた。