毒舌家で気分屋なあなたに恋をした

プリクラを撮り終わり、落書きもし終わった。


機械から出てきたプリクラを三等分し、それぞれが持つ。


すると、薫が言った。


「じゃあ、次どうする?」


「うーん、そうだね…。あ、あそこ!あのアニメグッズがたくさんある店に行きたい!」


結沙がそう答えると、薫はもはやお決まりとなったのセリフを言った。


「別にいいけど」


「やったっ!ありがと!」


「けど、俺それがどこにあるか知らないけど」


「大丈夫だよ、私が知ってるから。それに、友歌も知ってるし。ね?」


「うん、分かるよ」


友歌は頷いた。


結沙は意気揚々と言った。


「ほらね?大丈夫だから、行こう!」


すると、薫は出口に向かって歩き出した。


結沙たちも、その後を追った。