チャイムが鳴るとクラス全員が席に着き、静かになっていく。
「あー。寝みぃ〜。
晴〜。」
奏が伸びをしながら少し控えめに話し掛けてくる。
「何?」
「先生きたら起こして。」
………。
「は?」
「そんじゃ、よろしく。」
そう言うとすぐに寝る奏。
絶っ対起こしてやんない!
何かを思ったらしい翼が私のほうを向く。
「…。奏…寝たの?」
「そうだよ。バカだよね〜。先生来るっていうのに寝るって。」
「ふふっ。良いんじゃない?奏だし。怒られればいいよ。この頃HR寝るし。」
そう言って翼は前を向く。
翼も私と同じ考えだったっぽい。
がらがら〜。
