「ね、聞いたー?倉澤さんとリキ君さ、」 「あー、知ってる知ってる、廊下でそれはそれは濃密なキスをしてたんでしょー?」 「ね、ほんとラブラブだよねぇー」 「でも、倉澤さん相手じゃ叶わないわ、流石に。」 「当たり前でしょ、何考えてんのさ。」 「いや、そんな略奪愛とか狙ってないけどさ、」 リキ君みたいなイケメン、倉澤さんくらいの人じゃないと誰も納得しないよねー、って思って。